
ファクタリング手数料の相場は?安くするコツと各社比較【2026年版】
ファクタリングの手数料相場を2社間・3社間別に解説。手数料の内訳(買取手数料・事務手数料・登記費用)、安く抑える5つのコツ、主要5社の手数料比較表を掲載。総コストで損しない選び方がわかります。
ファクタリングを検討するとき、最も気になるのが「手数料はいくらかかるのか?」という点でしょう。
手数料は会社や条件によって1%〜18%と大きな幅があり、選び方次第で数万〜数十万円の差が出ます。この記事では、手数料の相場・内訳・安くする方法を詳しく解説します。
ファクタリング手数料の相場
2社間ファクタリングの手数料相場
2社間ファクタリングは、売掛先への通知なしで利用できる反面、ファクタリング会社のリスクが高いため手数料は割高です。
| 売掛金の規模 | 手数料相場 |
|---|---|
| 〜100万円 | 10〜18% |
| 100万〜500万円 | 8〜15% |
| 500万〜1,000万円 | 5〜12% |
| 1,000万円〜 | 2〜10% |
3社間ファクタリングの手数料相場
3社間ファクタリングは売掛先の承諾を得るため、ファクタリング会社のリスクが低く、手数料も低くなります。
| 売掛金の規模 | 手数料相場 |
|---|---|
| 〜100万円 | 5〜9% |
| 100万〜500万円 | 3〜8% |
| 500万円〜 | 1.5〜5% |
2社間と3社間の仕組みの違いは「2社間ファクタリングと3社間ファクタリングの違い」で詳しく解説しています。
手数料の内訳 — 何にいくらかかる?
ファクタリングの「手数料」には、以下の費用が含まれている場合があります。
| 費目 | 相場 | 備考 |
|---|---|---|
| 買取手数料 | 1〜18% | メインのコスト。売掛金額に対する割合 |
| 事務手数料 | 0〜数万円 | 契約ごとに定額で発生する会社もある |
| 債権譲渡登記費用 | 5〜10万円 | 登記が必要な場合のみ。司法書士費用込み |
| 振込手数料 | 数百円 | 入金時の銀行振込手数料 |
重要なポイント: 広告で「手数料1%〜」と表示されていても、事務手数料や登記費用を含めると実質コストはもっと高い場合があります。見積もり時には必ず総コストを確認しましょう。
主要5社の手数料比較
| 会社名 | 手数料率 | 登記費用 | 事務手数料 | 実質コストの透明性 |
|---|---|---|---|---|
| ビートレーディング | 2〜12% | あり | 込み | 見積もりで明示 |
| QuQuMo | 1〜14.8% | 不要(無料) | 込み | 見積もりで明示 |
| PAYTODAY | 1〜9.5% | 不要(無料) | 無料 | 上限9.5%で明確 |
| 日本中小企業金融サポート機構 | 1.5%〜 | あり | 込み | 見積もりで明示 |
| ペイトナー | 一律10% | 不要(無料) | 無料 | 一律で最も明確 |
各社の詳しいサービス内容は「おすすめファクタリング5社比較」をご覧ください。

手数料を安くする5つのコツ
1. 相見積もりを取る
最も効果的な方法です。最低2〜3社に見積もりを依頼し、条件を比較しましょう。同じ売掛金でも、会社によって手数料が5%以上変わることは珍しくありません。
2. 信用力の高い売掛先の請求書を使う
売掛先が上場企業・大手企業・官公庁であれば、回収リスクが低いため手数料は安くなります。複数の売掛先がある場合は、最も信用力が高い先の請求書を選びましょう。
3. 売掛金の金額を大きくする
一般的に、売掛金の金額が大きいほど手数料率は下がります。複数の請求書をまとめて申し込むことで、条件が良くなることもあります。
4. 支払期日が近い売掛金を使う
支払期日までの日数が短いほど、ファクタリング会社のリスクは低くなり手数料も安くなります。支払期日1ヶ月以内の売掛金が最も有利です。
5. 継続利用で信頼関係を築く
多くの会社では、2回目以降の利用で手数料が下がる傾向にあります。初回は高めでも、リピート利用により条件の改善が期待できます。
手数料だけで選んではいけない理由
手数料が安いことは重要ですが、以下の点も総合的に判断しましょう。
- 入金スピード: 急ぎの場合、手数料が多少高くても即日入金の方がメリットは大きい
- 契約条件: ノンリコース(償還請求権なし)であることが最低条件
- 債権譲渡登記の要否: 登記不要なら5〜10万円の節約になるうえ、信用情報にも残らない
- 対応の質: 初回利用時に丁寧に説明してくれるかどうかも重要
「安さだけ」で飛びつくと、悪質な業者に当たるリスクもあります。信頼性の見極め方は「ファクタリング会社の口コミ・評判の調べ方」をご覧ください。
よくある質問
Q. 手数料に消費税はかかる?
ファクタリングの手数料は非課税取引です。消費税は発生しません。ただし、事務手数料や登記費用には消費税がかかる場合もあるため、見積もりでの確認が必要です。
Q. 手数料は経費として計上できる?
はい。ファクタリングの手数料は「売上債権売却損」として経費計上できます。借入金の利息と同様、損金として認められます。
Q. 個人事業主は手数料が高くなる?
一般的に、法人と比べて個人事業主の方が手数料はやや高めになる傾向があります。ただし、ペイトナーのように個人事業主向けに一律10%と明確な料金設定をしている会社もあります。
個人事業主の方は「個人事業主がファクタリングを利用する方法」も参考にしてください。
まとめ
ファクタリングの手数料は、契約形態(2社間 / 3社間)、売掛金の金額・売掛先の信用力、支払期日までの日数によって大きく変わります。
手数料を抑えるための基本は相見積もりです。最低2〜3社に見積もりを依頼し、手数料だけでなく登記費用・事務手数料を含めた総コストで比較しましょう。
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